アクセサリーやバッグ、帽子などのハンドメイド作品を販売するときは、作品だけの写真に加えて「着画」を掲載すると、使用したときの雰囲気が伝わりやすくなります。

着画とは、作品を実際に身につけたり、手に持ったりした状態で撮影した写真のことです。

作品の大きさや身につけたときの位置、洋服との合わせ方が分かるため、購入を迷っている人の安心感にもつながります。

この記事では、スマホでもきれいに撮影できる、ハンドメイド作品の着画を撮るコツをご紹介します。

📷 この記事で分かること

▶ ハンドメイド作品に着画が必要な理由

▶ 作品が目立つ服装と背景の選び方

▶ 自然なポーズで撮影するコツ

▶ 一人で着画を撮影する方法

▶ 着画を掲載するときの注意点

ハンドメイド作品に着画が必要な理由

商品だけを撮影した写真では、作品の形や色は分かっても、実際に身につけたときの大きさや雰囲気までは伝わりにくいことがあります。

着画を掲載すると、ピアスが耳元でどのくらい揺れるのか、ネックレスが胸元のどの位置にくるのか、バッグを持ったときにどのくらいの大きさに見えるのかを具体的に伝えられます。

購入する人は、自分が使用している場面を想像しながら商品を選びます。そのため、作品単体の写真と着画の両方を掲載することで、使用したときのイメージを持ってもらいやすくなります。

作品の魅力だけでなく、サイズ感や使い方まで伝えられることが、着画を掲載する大きなメリットです。

💡 着画で伝えられること
作品の大きさ、身につける位置、洋服との合わせ方、使用したときの全体的な雰囲気を伝えられます。

作品が目立つシンプルな服装を選ぶ

着画を撮影するときは、作品が目立つシンプルな服装を選びましょう。

大きな柄や目立つロゴが入った洋服を着ると、見る人の視線が洋服へ向かい、作品が目立ちにくくなることがあります。

白、アイボリー、ベージュ、グレーなどの無地の洋服は、多くの作品と合わせやすく、写真全体をやわらかく見せられます。

淡い色の作品を撮影する場合は、少し濃い色の洋服を選ぶと輪郭が分かりやすくなります。反対に、黒や濃い色の作品には、白や明るい色の洋服が向いています。

作品の色 おすすめの服装
白・淡い色 ベージュ、グレー、ネイビーなど
黒・濃い色 白、アイボリー、淡いベージュなど
カラフルな作品 白や無地の落ち着いた洋服
ゴールド・シルバー 黒、白、ベージュなどの無地

自然光が入る明るい場所で撮影する

着画をきれいに撮影するためには、窓から自然光が入る明るい場所がおすすめです。

室内照明だけで撮影すると、肌や洋服が黄色っぽく写ったり、作品の色が実物と違って見えたりすることがあります。

窓の正面ではなく、窓が身体の斜め前または横にくる位置に立つと、作品にやわらかい光が当たり、自然な立体感を残せます。

直射日光が強い場所では、顔や作品に濃い影ができやすくなります。薄い白いカーテンを閉めて光をやわらかくすると、明るく自然な着画に仕上がります。

🌿 撮影しやすい時間帯

晴れた日の午前中から昼頃は、自然光が入りやすく撮影に向いています。

日差しが強すぎる場合は、レースカーテンを使って調整しましょう。

作品に合わせて撮影する範囲を決める

着画は、作品の種類に合わせて撮影する範囲を変えることが大切です。

ピアスやイヤリングは、耳元から肩までが入るように撮影すると、作品の大きさや揺れ方が分かりやすくなります。

ネックレスは、首元から胸元までを写し、チェーンの長さやトップの位置が分かるようにしましょう。

バッグや帽子は、作品だけを大きく写す写真に加えて、上半身や全身が入る写真も用意すると、身体と比較したサイズ感を伝えやすくなります。

作品 おすすめの撮影範囲
ピアス・イヤリング 耳元から肩まで
ネックレス 首元から胸元まで
ブレスレット・指輪 手首や手元を中心に撮影
バッグ 上半身または全身
帽子 頭から肩、または上半身

自然なポーズで作品を見せる

着画を撮影するときに身体へ力が入ると、不自然でかたい印象の写真になりやすくなります。

肩の力を抜き、身体をカメラに対して少し斜めにすると、自然な雰囲気を作れます。

ピアスやイヤリングは、正面だけでなく少し横を向いた写真も撮影すると、作品の形や長さが伝わりやすくなります。

バッグは、手に持つ、腕に掛ける、肩から掛けるなど、実際の使用方法に合わせて複数のポーズを撮影しましょう。

📷 自然に見えるポーズ

・身体をカメラに対して少し斜めにする

・肩の力を抜く

・手を軽く添える

・顔や視線を少し横に向ける

・実際に使用するときの動きを取り入れる

作品へピントを合わせる

着画では人物だけでなく、販売する作品にしっかりピントを合わせることが重要です。

スマホの画面に映っている作品部分を指でタップすると、作品へピントを合わせられます。

ピアスや指輪などの小さな作品は、カメラから離れすぎると細かなデザインが分かりにくくなります。作品の形が確認できる距離まで近づき、画面を見ながら撮影しましょう。

ただし、スマホのズーム機能を使いすぎると、写真が粗くなることがあります。ズームするよりも、撮影する人やスマホを作品へ近づける方法がおすすめです。

💡 ピントを確認する方法
撮影後に写真を拡大し、作品の模様や金具、編み目などがはっきり見えるか確認しましょう。

一人で着画を撮影する方法

撮影を手伝ってくれる人がいない場合でも、スマホスタンドや三脚、セルフタイマーを使えば、一人で着画を撮影できます。

最初にスマホを固定し、撮影したい場所へ椅子や小物を置いて、画面に入る位置を確認します。

その後、スマホのセルフタイマーを設定して撮影位置へ移動します。何枚か続けて撮影できる連続撮影機能がある場合は、ポーズや角度を少しずつ変えながら撮影すると便利です。

イヤリングやネックレスなど、顔を写さない部分的な着画であれば、鏡を見ながら位置を調整すると撮影しやすくなります。

📱 一人で撮影するときに便利なもの

・スマホ用三脚

・スマホスタンド

・セルフタイマー

・Bluetoothリモコン

・全身が映る鏡

顔を写さずに着画を撮影する

着画を掲載したいけれど、顔を出すことに抵抗がある人もいるでしょう。

着画は、必ずしも顔全体を写す必要はありません。ピアスやイヤリングは、口元から耳元までを切り取るように撮影できます。

ネックレスは首元から胸元、バッグは肩から下、指輪やブレスレットは手元だけを撮影すれば、顔を出さずに作品のサイズ感を伝えられます。

撮影後に写真を切り取る場合は、作品の一部まで切れてしまわないように、少し広めに撮影しておくと安心です。

🌿 顔を写さない撮影例

・耳元と首元だけを写す

・口元より下を撮影する

・後ろ姿や横向きで撮影する

・手元や肩から下だけを写す

作品単体の写真も一緒に掲載する

着画は使用したときの雰囲気を伝えるために役立ちますが、着画だけでは作品の細かな部分が分かりにくい場合があります。

販売ページには、着画に加えて、正面、横、後ろ、金具、模様などを写した作品単体の写真も掲載しましょう。

最初の写真には作品全体が分かる明るい商品写真を使用し、その後に着画を掲載すると、購入する人が順番に確認しやすくなります。

作品単体の写真と着画を組み合わせることで、デザインと使用感の両方を伝えられる商品ページになります。

写真の種類 伝えられること
作品全体の写真 形、色、全体のデザイン
細部の写真 素材、金具、模様、仕上がり
着画 サイズ感、使用感、身につけた雰囲気
使用例の写真 使い方やコーディネート

着画を掲載するときの注意点

自分以外の人にモデルをお願いする場合は、販売サイトやSNSへ写真を掲載してよいか、事前に許可をもらいましょう。

顔が写っていない写真でも、洋服や背景、身体の特徴などから本人が分かる場合があります。どこへ掲載するのかを伝え、本人が納得した状態で撮影することが大切です。

また、イヤリングやピアスなどを実際に着用して撮影した作品を販売する場合は、衛生面にも配慮しましょう。

着画専用の見本品を用意する、金具を消毒する、直接肌に触れない撮影用パーツを使うなど、作品に合った方法を取り入れてください。

⚠ 着画撮影で確認すること

・モデル本人から掲載許可をもらう

・住所や個人情報が背景に写っていないか確認する

・鏡やガラスに顔や室内が映り込んでいないか確認する

・肌に触れる作品は衛生面に配慮する

まとめ|着画で作品を使う場面を伝えよう

ハンドメイド作品の着画は、作品を身につけたときの大きさや雰囲気を伝えるために役立ちます。

作品が目立つシンプルな服装を選び、自然光が入る明るい場所で撮影することが基本です。

作品の種類に合わせて撮影範囲を変え、肩の力を抜いた自然なポーズで撮影しましょう。

一人で撮影する場合は、スマホ用三脚やセルフタイマーを使えば、特別な撮影機材がなくても着画を用意できます。

作品単体の写真と着画を組み合わせて、購入する人が実際に使用する場面を想像できる商品ページを作ってみましょう。

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